【特別高度人材制度(J-Skip)】
特別高度人材(J-Skip)制度とは?
高度なスキルを持つ外国人が、日本でスムーズに働けるようにする新しい制度!
◆ 在留資格(=日本に住んで働けるビザ)
「特別高度人材(J-Skip)」は、専門的な仕事や研究、経営などで優れた実績がある外国人が、日本で働きやすくなる制度です。
※ ポイント制度を使わず、「学歴・仕事の経験・年収」で判断します。
① 研究者など(大学の先生、研究員など)
大学院を出ていて、年収が2000万円以上
または、10年以上の仕事経験があり、年収が2000万円以上
② 専門職(企業で働くエンジニア、技術者など)
大学院を出ていて、年収が2000万円以上
または、10年以上の仕事経験があり、年収が2000万円以上
③ 経営者(会社の社長など)
経験5年以上で、年収が4000万円以上
この条件に当てはまると、入国後すぐに「高度専門職1号」のビザがもらえます。
さらに1年たつと、「高度専門職2号」にステップアップできます(※ビザの内容がもっと良くなります)。
◆ 高度人材ポイント制による優遇措置よりもさらに「特別なメリット」も!
特別高度人材(J-Skip)として在留資格「高度専門職1号」を取得すると、以下のような優遇措置が受けられます:
【高度専門職1号のメリット】
- 複数の専門的な活動(研究・技術・経営など)が可能
- 在留期間は原則「5年」
- 配偶者の就労が可能
- 一定の条件下で親の帯同が認められる
- 一定の条件下で家事使用人の雇用が可能
- 空港の優先レーン(プライオリティレーン)の利用
- 入国・在留に関する手続きの優先処理
さらに、「高度専門職1号」として1年以上活動した方は、「高度専門職2号」への移行が可能です。
【高度専門職2号のメリット】
- 「高度専門職1号」の活動に加え、ほぼすべての就労活動が可能
- 在留期間が無期限に
- 永住許可申請に必要な在留期間が「1年」に短縮
- 「高度専門職1号」で受けられる優遇措置(上記3〜7)も継続して利用可能
また、永住許可までに要する在留期間は「1年」となります。